「老い」について / 聞こえにくい祖父母と眼科

休職中で一時的に実家に帰省しているかきです。

本日、祖父母を眼科に連れていくという大役を任されました。

付き添いの役目


これまでの経過がわからないため、何を見てもらうのか、何を聞いてくればよいか、母によく確認してから向かいました。

先月白内障の手術を終えて、経過観察のため1~2週間に1回通院しており、高齢の祖父母は耳が遠くなってきて話が聞き取れないことが多いため、付き添いが必須と言われているそう。

検査・診察

朝早めに家を出て、診察の順番は2番目と3番目。

数種類の目の検査を受け、主治医から状態と今後についての説明がありました。その間、何度か指示が聞こえにくい様子のときにサポートをしました。
結果としては経過良好、適切な目薬の使用と通院を継続するようにとのこと。

現状問題なしということで、安心しました。
が、ひとつ残念なことが…。

祖父母はなかなか検査をしてくださる方の声が聞きとれない。
他の皆さんは親切でしたが、ひとりだけ、どんどん冷たくイライラした口調になっていくのがわかる方がいらっしゃいました。

「少し視力が落ちている」などといった、主治医の説明内容を全て省き、「問題ないでーーーす!お大事にーー!」と…。

本人たちが聞こえにくいからこそ付き添っているので、その後私から改めて説明しましたが、ちょっと対応がひどいなと思ってしまいました。

聞き取れないことで負荷をおかけしているのは申し訳ないのですが、祖父母がきつい態度をとられているのを見るのは辛いものがありました…。

本人たちがそれほど気にしていない様子なので私もすぐに落ち着きましたが、高齢者も多く通う田舎の病院なので、患者さんが嫌な思いをしないといいなと思います。

祖父母の「老い」

二人とも耳が聞こえにくく、お医者様の言っていることがわからないとまずいということで、白内障の手術をする前に補聴器をつくりました。

補聴器の調整のため耳鼻科にも定期的に通っています。

4年くらい前までは二人で自転車に乗ってどこまでも行っていたのが、ふらふらして危ないからと周りに言われ、自転車に乗らなくなりました。

祖父は手が痛い痛いと言っており、整形外科にも行く予定があります。

祖母は立ったり座ったりが大変そう。歩くペースも私達の半分くらい。
補聴器とマスクを自分でつけるのも、かなり時間がかかります。
昔はよく洋服を直してくれたりしましたが、お得意だった裁縫もめっきりしなくなりました。 

私は普段離れて暮らしているため冷静にみられる部分もありますが、年々サポートが必要なことが増えている上、聞こえにくいことによるフラストレーションもあり、家族との衝突もしょっちゅうです。

「老い」に関連する変化は、他にもまだまだたくさんあります。

大変なことばかり?


一方で、補聴器をつけてあげたり、どこかに連れて行ったり、ほんのささいな頼まれごとに応えると、とても嬉しそうに「ありがとね」としっかり伝えてくれます。

あれしてくれた、これしてくれた、助かった、と話しているのもよく聞きます。

私にとって、今はそれがとてもとても大切な瞬間に思えます。

最近私は「生」と「死」について時間をとって向き合うことがありますが、実家にいると「成長」と「老い」についてもよくよく考えさせられます。

「老い」を見つめるのは、悲しいことばかりではない。
皆が私に大事なことを教えてくれる。

こんなことを書きつつ、祖父母がご飯を食べた後、二人横に並んでうたた寝しているのを見てほっこり癒されました。

白菜畑と青空