カウンセリング/うつと私

こんにちは、かきです。

本日は、利用しているカウンセリングについて書きたいと思います。

カウンセリングの概要(種類・実施方法・頻度・内容)

私は、休職中の相談と復職後のサポートのために利用できる、会社の提携機関のカウンセリングを受けています。

対面、電話、メールでの対応が可能で、私は現在対面でのカウンセリングをお願いしています。

2週間に1回程の頻度で、カウンセラーさんと決めたカフェなどの場所で、1回1時間程度で実施いただいています。

休職に入ってからスタートし、これまでに4回受けています。

(主治医が個人クリニックのため、これまでに病院でのカウンセリングは受けていません。)

内容は、最近の体調や行動記録表の確認、不安に感じていることや今後の相談がメインです。

カウンセリングを受け始めたきっかけ

休職中に受けられるカウンセリングがあると知り、休職に入る前から利用することを考えていました。

私の場合、通院して薬を飲み、落ち込みのどん底からは抜け出していたものの、仕事を続けながらの回復が思わしくなかったため、仕事から一度離れてみることになりました。

一番必要なのは休養と理解しつつ、休んでエネルギーが回復したとしても、原因そのままにあれだけ苦しかった仕事に前向きになれると思えなかったのです。

毎日不安と緊張で涙が止まらないような精神状態になってしまった原因から離れるだけでなく、向き合うことも必要と考えました。

今の精神状態では、1人で考えていると思い詰めてしまうので、「専門の方に話を聞いてもらう」ことにしました。

カウンセリングを受ける理由

私は自ら希望してカウンセリングを受けています。受ける理由を以下にまとめました。

  • 人に話すことでこころを整理できる
  • 相談する訓練になる
  • 第三者に聞いてもらえる / 専門の方の知識を借りられる
  • 制度を利用するマインドを身につける
  • 外出する口実になる

<人に話すことでこころを整理できる>

上述の通り、私は自分のこころと向き合うために、カウンセリングを受けることにしました。

人に話すことで、1人で考えているよりも落ち着いた状態で、感情と考えを整理することができます。

お話しする中で、自分の認知のゆがみに気づいたり、ものごとを別の視点からとらえ直すことができたりします。

気づかないフリをしていた辛い出来事を思い出して、吐き出して整理することもあります。

もちろん話したくないことは強要されませんのでご安心くださいね。

<相談する訓練になる>

私は相談することが苦手です。仕事の必要な相談はしますが、悩みや大事な決断などは人に相談せず、1人で考えることがほとんどです。

結果、精神的に辛くなっても、周りに全く相談することが出来ず、今回体調をくずしてしまいました。

必要なときに相談できるように、「相談してもいい」と思えるようになるための訓練のひとつと捉えています。

<第三者に聞いてもらえる / 専門の方の知識を借りられる>

カウンセラーの方はたくさんの方の悩みを聞いてこられた専門家です。はじめは「こんな話してもいいのかな」と悩みますが、どんな話でも聞いてもらえます。

第三者のため、これまで周りに言えなかった悩みを打ち明けることのハードルも下がります。

話した内容について、専門的な知識や経験を踏まえて、共感してくださったり、実践してみる行動をご提案くださったりします。

また、病気や心理学関連の知識を知ることで、自分を客観視しやすくなることがあります。 

<制度を利用するマインドを身につける>

これまで、有給休暇に代表された権利をはじめ、福利厚生やメンタルヘルスケアに関連して利用できるサービスがあるにも関わらず、どういうわけか利用することに引け目を感じていました。

主治医には「休むことに罪悪感を感じることはない」と何度も言われていますし、仕事で体を壊した知り合いからは「使って良い制度はどんどん活用して自分の健康を守らないと」とのアドバイスをいただいています。

休職中の希望性のカウンセリングを受けながら、遠慮や引け目を感じずに、利用できる制度は利用するというマインドを身につけようと意識しています。(一種の開き直りでもあります)

<外出する口実になる>

現在休職中のため、基本的には家にいます。

外出する口実をつくることで、外出することが辛くないか、どれくらい疲れが出るか、様子を見ています。気分転換にもなります。

まとめ

私の利用しているカウンセリングの概要、受け始めたきっかけ、カウンセリングを受ける理由をまとめてみました。

カウンセリングは今の私には必要と考えていますが、とてもとてもエネルギーを使います。

当日何を話したいかある程度考えていきますし、自分と向き合うための宿題もしていきます。

なんとなくカウンセラーさんの話の向かう方向を感じ取って気を使ってしまうこともあります。

軽い運動しかり、カウンセリングしかり、エネルギーがあってこそできることです。

動くのもしんどいような状態であれば、とにかくゆっくりお休みされることをお勧めします。

体調と相談し、少し余裕が出てくれば、無理のない範囲でカウンセリングにトライされてもいいかもしれません。