発症から11か月の経過/うつと私
こんにちは、かきです。
今回は、うつが発症してから11ヶ月の経過を共有したいと思います。
メンタル不調とたたかっている皆さんへ、少しでも参考になれば幸いです。
うつの症状が顕著になってからおよそ11か月、休職開始から2ヶ月が経っています。
10ヶ月時点での状態と現在の比較
前回10ヶ月の経過を記録に残しました。その際にまとめた良くなっていると感じることと、1ヶ月後の現在の状態を比較してみます。
- 寝食がまともになった →維持
- 耐えられる音が増えてきた →より良くなった
- 活字が読めるようになった →より良くなった
- 感情失禁が減った →維持
- 「死にたい」「消えたい」が遠ざかった →維持
- 外出ができるようになった →より良くなった
- 人と会いたいと思えるようになった →維持
- 笑顔がもどりつつある →より良くなった
全ての項目について、「維持」もしくは「より良くなった」と感じます。
「維持」の項目についてのコメントは省略しますが、前回よりも悪くなったと感じることはないため、回復傾向にあると捉えています。
②音に関しては、大きな音や声を聞いた後の疲労感が小さくなっています。
③活字を読むことには大分慣れてきました。少し疲れますが、読める量と読んだ内容の理解度が上がっているように感じます。
⑥外出の頻度は増え、時間も長くなりました。散歩やスーパーでの買い物などのちょっとした外出で徐々に体を慣らしています。
⑧笑うことも増えました。家族や友人と話していて、無理しなくても笑える、楽しめている実感があります。
11ヶ月時点での追加項目
続いて、11ヶ月時点で良くなっていると感じることの追加項目は以下の通りです。
- 日中の活動時間が増えた
- 欲求が回復してきた(食欲・物欲・娯楽など)
- 楽しめることが増えてきた(読書・動画・音楽・散歩・人との会話など)
- 軽い勉強ができるようになった
- 明るい気持ちになることがでてきた
①以前は読書や家事をすると疲れてしまい、昼寝をすることがよくありました。外出や人と会った次の日は大抵一日寝込むような状態でしたが、現在は夕方頃までなら問題なく活動できるようになりました。
②食事にも買い物にもその他娯楽にもほとんど興味を失っていた状態から、今では段々と欲求が戻ってきて、食べたいものや欲しいものがでてきたり、あれしたい・これしたいも感じられるようになってきています。
③エネルギーが限られている中で何とかできそうなことを訓練のように行ってることも多かったのですが、きちんと楽しめることが増えてきました。辛い気持ちの支えになってくれていた音楽や友人との会話の中でも、「楽しい」という気持ちが戻ってきてくれました。
④テキストを読んだり、暗記したりといった簡単な勉強ができるようになりました。学びたい欲も出てきました。
⑤10ヶ月の時点では、絶望的な気持ちにはならないものの、平坦な感情に時折不安が顔を出すような状態でした。現在は、明るく前向きな気持ちで一日を過ごせることもあり、楽しみなことも増えてきました。これが一番自分でも驚いている変化です。暗闇のトンネルから光が見えてきているような感覚です。
まとめ
今回は11ヶ月時点での経過をまとめました。
発症直後や休職前との比較ではもちろん、前回と比較してもより良くなっていると感じています。
しかしながら、薬物治療は継続しており、休職中であることには変わりありません。
仕事に復帰しても回復した状態を維持できるのか、薬物治療をやめたらどうか、今はわかりません。
楽しめることが増えてきたのが嬉しい一方で、体力がまだまだ戻らない(疲れやすい)ことにも不安があります。
とにかく焦らず、無理せず、健康第一で生活していきたいと思います。
また明日明後日は寒くなるようです。皆さんあたたかくしてくださいね。
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